フレスコのルーツはふとん(綿)を扱って100年以上の歴史を持つふとん店です。
常日頃ふとんの内部(中わた)まで見ていると、いかにふとん(中わた)が汚れているかを肌で感じます。このままでは、私達の健康は、毎日寝ているふとんが原因となって損なわれるという危機感をもちました。と同時に使命感ももたざるをえませんでした。なぜならふとんは洗えないものとされていましたし、実際中わたまで洗える技術はどこにもなかったからです。
私たちの非常識への挑戦が始まりました。
フレスコのルーツとなるふとん店の時代から始まった、フレスコのふとんの洗いに関する研究は30年以上の歴史があります。その過程でかつては主流であった「打ち直し」があまりされなくなり、ふとんは、いつか粗大ゴミのトップになるほどになってしまいました。
フレスコでは、 洗濯機、洗剤、 洗浄プログラム、 乾燥機をトータルシステムとして開発し、中わたを保護しつつ完全に洗浄し、また回復させる技術を少しずつ蓄積してきました。
フレスコは、布団丸洗いの機械や洗剤を自社開発し、布団丸洗いのシステムを他社に供給する事もしています。現在では、フレスコの布団丸洗いのシステムを導入している工場は全国で32工場。フレスコが開発した布団丸洗い専用機械については147箇所に導入されています。(2008年10月現在)
フレスコの布団丸洗いシステムを導入している「フレスコ会会員工場」は全国にあります。
どの工場で布団を丸洗いしても、同じ高品質で丸洗いできるネットワークを整備しています。
平成8年にフレスコはホームページを開設しました。当時は、ホームページ開設で業界紙に記事が掲載されるような時代でした。
平成10年9月には、インターネットによる布団丸洗いサービス(ネットオーダーシステム)の受付を開始しました。現在はたくさんの布団丸洗い業者が参入していますが、フレスコが業界初です。
平成6年に設立以来、フレスコは一貫して布団丸洗いを専門に事業を展開してきました。フレスコは病院や宿泊施設など業務用布団の丸洗いも行ってきました。また、あまり知られていませんが、フレスコは多くの大手企業の布団丸洗いサービスを請け負っている企業でもあります。今まで丸洗いをした枚数が違います。
以前、フレスコでご利用いただいたお客様にアンケートをとった所、70%の方から大変満足したという結果をいただきました。万が一クレームになってしまった場合でも、フレスコではお客様相談室でクレームの内容をお伺いし、お客様が納得された上で、自社の研究所へ布団を送ります。研究所では、専任の担当者が、まず事故原因を追究し、症状を判断。次に、再洗浄や加工をして布団の修復を行います。これらをお客様宛ての報告書にまとめ、布団と一緒にお送りしています。「なぜそのような結果になったのか」「どのような処置をしたのか」をご理解いただくためです。その結果、96%の確率でお客様の納得をいただき、その内の2割のお客様にリピーターとして再度布団丸洗いをご利用いただいております。
「最初は仕上がりに納得できなかったけど、その後の対応で信頼できる品質だとわかった。次も安心して頼める。」という声をいただきます。
このような声をひとつひとつ拾っていくことが、『ふとん丸洗い』が認知され、どこでも安心して頼めるサービスとして信頼される産業に育っていくことにつながると思います。