![[日本の布団が危ない]日本の布団が危ない](../img/key_futon01.jpg)

布団の表面は側生地で覆われていますので、中わたがどんな状態かを確認する事はできませんが、毎日寝ている布団の中わたは、どんどん汚れがたまっていきます。
大人が一晩寝ると、平均して約200ccの汗をかくとされています。汗の成分や皮脂、フケアカなどはふとんの中で雑菌やカビの温床となります。
またフケやアカはダニの大好物。取り除かなければ、ダニはどんどん繁殖し、布団の中で増殖を続けていきます。
布団の表面よりも内側にダニがたくさんいるのが下の表<敷布団(綿)の表面と内部1㎡当たりのダニ数>を見ておわかりいただけると思います。
特に、布団を長期間収納するときは要注意です。中わたを清潔な状態にして保管をしないと、えさ=汚れを除去しない限りダニはどんどん増殖していきます。
布団の上にかけるシーツや枕カバーを洗うのは当たり前なのに、なぜ布団も同じように洗わないのでしょうか?
| 調査布団 表面・内部・他 |
1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|
| 表面 | 356 | 1155 | 533 | 489 |
| 内部 | 275000 | 79000 | 124000 | 389000 |
| 内部のダニ数/表面のダニ数 | 772 | 68 | 233 | 796 |
| ※布団のコーナー部分15cm×15cm各の布表面から集塵後、15cm角下の綿3gを取り、ダニ調査を行い、重量で1m2当たりに換算した。 | ||||

右の表<回収したふとん全体の使用年数>から、布団の使用年数は、1年~5年が14.1%、6年~10年が37.5%、10年以上使用している人の割合も48.3%いるという結果が出ています。
日本人は、一度買った布団を長年にわたって使っています。下着や服は毎日交換して洗濯をしますが、布団を毎日交換する人はいないと思います。ずっと使っていると、汗や汚れがふとんの中わたまでしみこんで蓄積していくのです。


左の実験結果を見ると、未使用の布団ではダニの数はほとんどありませんが、5年間使った布団ではダニの数が増えています。
洗わずに使い続けた布団は汚いという当たり前の事実は、意外と知られていません。


